思春期の時には、ニキビなんて一つもなかったのに、大人になってから顎の下にニキビができ始めた!!という人もおられますよね。
思春期ニキビは、思春期になって過剰に分泌され始める皮脂量が原因です。
大人ニキビになると、ホルモンバランスの乱れから皮脂が過剰分泌されることも原因の一つですが、ターンオアーバーの乱れや、肌のバリア機能の低下も原因となります。
大人ニキビは原因が複雑ですので、しっかり洗顔をすれば良いのかといえば、それだけではなかなかキレイに治りません。
生活習慣を正すこと、食生活や睡眠を整えること、洗顔・スキンケアなどに注意することが必要ですよね。
大人ニキビを治すには、いろいろ手間がかかって大変ですよね。
【顎の下にニキビができる原因】
■乾燥
大人の肌は非常にデリケートです。
乾燥にさらされると、肌は頑張って油分を出そうとしますから、皮脂が過剰に分泌されます。
女性の顎あたりの毛穴は、ヒゲが生えないので小さいのですが、多くの毛穴があります。
肌の乾燥によって、ターンオーバーが乱れ、古い角質が除去できなくなることもニキビの原因になります。
■内臓機能の低下
内臓機能の低下がニキビに関係あるの?と思いますよね。
でも実は、深い関係があるのです。
内臓は、体の毒素を排出し分解しています。
また、胃や腸、肝機能が弱っていると、便秘が起こり、肝機の解毒作用が低下し、毒素が体に溜めこまれてしまいます。
皮膚は、皮脂などを外に出す排泄器官でもあります。
溜まりすぎた毒素の逃げ場隣ますし、特に、口周りの皮膚はその影響を受けやすく、口周りや顎にニキビができる原因となります。
■ホルモンバランスの乱れ
これは、すべての大人ニキビに関係することでもありますが、女性ホルモンよりも、男性ホルモンが優位になった場合にニキビが発生しやすくなります。
特に、顎の下のニキビには、男性ホルモンである「テストテロン」が原因となります。
また、婦人科系の疾患がある場合にもニキビができやすくなります。
今までニキビはなかったのに・・・と思っている人は、婦人科系の疾患がないか、受診されることも視野に入れてください。
このように、さまざまな原因が複雑にかかわりあって、大人の顎ニキビは発生しています。
大人ニキビは本当に複雑です。
自分にあったニキビケアを見つけ、健康でキレイな肌を手に入れましょうね♪