思春期の頃から体質的にニキビができやすい、ニキビが治ってもすぐに新しいニキビができて、いつもいつもニキビがある状態。
このような肌を「ニキビ肌」と言いますが、このニキビ肌に悩んでいる人は少なくないと思います。
しっかりケアしているのに、全然ニキビが治らない!!とイライラしてストレスが溜まってしまう人もいると思います。
ニキビ肌って、具体的にどんな状況のことでしょうか。
ニキビ肌の人は、肌が弱くなり、バリア機能が落ちてしまった状態の肌で、ニキビの原因であるアクネ菌が増殖しやすい状況になっています。
しかも、この状態になった肌の角質は非常に弱くなっていますから、ニキビの大敵である皮脂づまりが起きやすい状況なのです。
そして、ちょっとの刺激でも炎症をおこすようになり、敏感さは加速していきます。
こうなってしまえば、ニキビを治すことではなく、【ニキビのできにくい強い肌を作る】ことが重要になります。
では、どうすればニキビ肌を改善することができるのでしょうか。
まず、生活習慣の改善や、食事・睡眠の改善については、ニキビ肌の改善のためには大前提ですが、その他に重要なのが、①毛穴のケア ②乾燥肌対策 ③保湿 この3つです。
まずは毛穴のケアからはじめましょう。
毛穴の皮脂をしっかり除去してアクネ菌を殺菌することも大切ですが、ニキビ肌の人は、汚れやアクネ菌を寄せ付けないことが重要です。
洗顔のしすぎと、保湿不足によっておこる乾燥は、ニキビ肌にとって大敵です。
洗顔すればするほど良いと思うかもしれませんが、それでは乾燥肌へとつながっていきます。
一見、肌が乾燥していないように見えても、実は内部で乾燥しているインナードライ状態の人もいます。
洗顔のしすぎには充分に気をつけてください。
そしてニキビができていると、避けたほうが良いと思われがちな【保湿】です。
しかし、 保湿ほど重要なものはありません。
保湿が充分にされていることで、皮脂量が適正になり、肌のターンオーバーが良くなります。
洗顔や保湿には、少しお金がかかったとしても、ニキビ肌改善のためにしっかり効くものを使用するのが良いです。
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